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今日のレクスト

レゾナンス・チップ・ファイナルエディション2の装着テクニック解説

ライブ配信によるレゾナンス・チップ・ファイナルエディション2の発表会はいかがでしたでしょうか? 大いに驚き、そしてオーディオの未来を感じていただけたなら嬉しいです。

さて、レゾナンス・チップ・ファイナルエディション2をイヤホン・ケーブルに装着する際に一番難しいところは、2つの制振チップでケーブルをサンドイッチする瞬間です。制振チップの両側ともに粘着するので、一度貼り付けばそう簡単には修正できません。

作業に慣れた私でも失敗するケースがあったので、なんとか誰でもできる方法はないかと考えたのが以下の方法です。説明書もこの作業方法でご紹介しています。

まず、イヤホンケーブルをセロハン粘着テープで机などに仮固定します。ケーブルをピンッと張るのがコツです。その張ったケーブルに、スリット付きのピンクゴールド・チップを写真のようにくぐらせます。半月型の剥離紙は先に剥がしておいたほうが良いでしょう。この剥離紙は小さくて剥がしにくいので、爪楊枝などで撤去すると上手くいきます。

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イヤホン・ケーブルの場合、写真のようにY分岐から約2センチくらいのところに制振チップを装着するのが推奨位置です。スリット付き制振チップのスリット部は粘着しないことから、この状態だと制振チップの2センチ位置への決めが容易にできます。

スリット付制振チップの位置決めが完了したら、いよいよ上からもうひとつの制振チップをかぶせてサンドイッチします。この作業は失敗が許されないので、スマホのフィルムを貼るときのように、気合を入れて慎重に行ってください。真上からスリット制振チップを見るようにして、もう一つの制振チップを重ねて貼り付けます。

イヤホン・ケーブルをピンッと張っていることから、スリット付制振チップは軽く固定されているのがポイントです。そこにもう一つの制振チップを重ねるだけですので、この方法なら簡単にレゾナンス・チップ・ファイナルエディション2の装着作業ができるでしょう。凄いサウンドは目の前ですので、頑張ってください!