サインウェーブに逆相の波形を混ぜると消える。ノイズキャンセリングの基本原理です。
レクスト製品に用いる独自の振動コントロール技術は、この発想に似ています。ただし、音楽に対して直接の影響を与えているのではなく、あくまで不要振動に対してアプローチしています。
音楽に対する不要振動とは？ 音楽の抑揚への相殺を加えている原因があり、その結果で録音されていたはずの本来の感情表現やダイナミクスが再現できていない。その原因を不要振動と想定し、この振動に対して逆位相の振動を与えて相殺しようという試みです。
音楽に直接手を加えていないからこそ、演奏者の意志に影響を与えることなく、音楽が本来持つ魅力が浮き彫りになって復元される。レクスト製品の動作概念は、そんなイメージです。
とはいえ、そんな難しいお話はレクスト開発チームにお任せいただき、皆さまには音楽のみを大いに楽しんでいただけると嬉しいです！
