メルマガ会員様先行販売中のレゾナンス・プラグ P-360RRの、6.3仕様×2本と3.5仕様×1本という少量ですが、即納分が完成しました。RCA仕様のRCA-360RR×残り1ペア(9/6 15
時現在)と合わせて、この数量で9月生産分は完了です。次回生産は2か月待ちとなりますので、お早めにご検討ください。
この週末に、お客様より上手く鳴らない系のお問い合わせメールが複数。各々のケースごとに、しっかりと原因を考察し、解決案をお返事しました。ついつい長文になってしまうのが欠点ですが、上手く鳴り出すよう願っています。
忘れていけない基本は、オーディオが伝言ゲームであること。例えばRCA-360RRが上手く鳴らないときは、RCA-360RRよりも後ろに接続している何かが原因になっていることがほとんどです。
こんな思い出話があります。レクスト製スピーカーの開発をしていたころの苦い経験です。
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様々な試聴チェックCDを聴き込みサウンドを追い込んだ、自信満々のレクスト製プロトタイプのスピーカー。そのスピーカーのテストのため、葉加瀬太郎さんのレコーディング現場に持ち込んだときのことです。
あれだけ無敵かと思っていたスピーカーの音が、葉加瀬さんバンドの生演奏をモニターすると、枠の中に閉じ込めたような音像になってしまいました。その日の帰り道は、泣きそうなくらい落ち込んだのを覚えています。
翌日、名誉挽回のチャンスをいただき、突貫でチューニング修正したレクスト製スピーカーは見違えるように鳴りまくり、そのままそのアルバムのレコーディング・モニターとして採用されました。
オーディオ音源と、生演奏のエネルギーの差を痛感した経験です。──────────────
RCA-360RRは、オーディオ再現の枠を超えたサウンドが魅力。逆に言うと、今までのオーディオ枠でチューニングしてきた技術が、逆に抑制の枠となって発現する可能性すらあります。上記の思い出話にある、オーディオCDと生演奏での再現の違いと同様です。
ですので、RCA-360RRの導入で上手く鳴らない現象が発生した場合、悩むのではなく、大きなステップアップのチャンスとお考えください。大丈夫、私にご連絡いただければ、何が原因なのか一緒に考えます。どうぞご安心ください。
先週8/26のライブ配信イベントはいかがでしたでしょうか? アーカイブ動画でもお楽しみいただけます。
大活躍だったのが、新マイク。新マイク選別時にご相談したプロの音楽制作エンジニアさんも、当日のライブ配信を見ていただいたそうで、「P-360RRの効果がライブ配信でもよく分かりました。マイクもzoomよりシビアに音が判断できるようになった感じでそれも良かったです。」とのご感想を頂戴しました。
そういえば、こうして音楽制作エンジニアさんから音楽好き、オーディオ好きまで、プロやアマを問わず一緒に音楽を楽しんでいただのがレクストのイベントの大きな特長でした。
そういえば、エンジニアの太陽倶楽部レコーディング加藤さんがグラミー賞受賞のご報告に来られた際、みんなで拍手してお祝いしましたっけ。良い思い出です。
これから新マイクがライブ配信イベントで大活躍してくれることでしょう!
※ 好評だった熱収縮チューブのクリーニング技解説は、明日以降に。