「デジタルならマスターもCDも音質は変わらない」という動画コメントに、長文返信しました。ブログにも転載しておきます。1年前のこのセミナー動画、いよいよ5.4万回再生超えです。
──────────────
おっしゃる通り、私も「PCMのデータが同じであれば音源としてはマスターだろうがコピーだろうが何ら変わりはしない」と思っていました。アマチュア時代は、その常識を信じてCD盤を聴いてきました。
しかし、実際にプロの音楽制作スタジオとお仕事で関わるようになったら、その常識が真実ではないことを音として体験しました。その夜は眠れなかったのを覚えています。
原因は分からずじまいでしたが、44.1kHz/16bitマスター音源にはCD盤の音質と異なる活き活きとしたサウンドが眠っている。音楽伝達媒体がCD盤から配信へと移行していく現在、音楽好きには少しだけ夢のあるお話だと思い、セミナーでご紹介しました。
ただし、この音質差が全ての人にとって有用であるか否かというと、どこまでオーディオが好きかどうか、音質に深く興味があるかどうか次第です。そこで、その後の動画で音質差聴き分けセミナーを収録しました。意図的にミックスダウン段階で音質差のある音源を用意し、それを楽しく聴き分けるテスト問題です。ご興味があれば、ぜひ挑戦してみてください。
↓ セミナー『レクスト流オーディオ検定 !? 超難関比較試聴あり!』
チャレンジしてみて、この音質差がどっちでも良いと感じるなら、マスターとCD盤の音質差も同じく、どっちでも良い音質差と思っていただいてOKです。